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私たちの理念

1994年以来ゴールデンウィーク期間に、

寄付されたこいのぼりを泳がせ、

子どもたちの健やかな成長を地域の方々と祈っております。

私たちの理念


最近では住宅事情により、ご家庭でこいのぼりをあげることが少なくなってきました。
こいのぼりに限らず、伝統行事に込められた願いや意味を知り、家族や地域で祝うことは子どもたちの豊かな心の成長につながります。私たちは、日本の伝統文化を後世に継承するとともにその活動において育まれる地域のつながりが、子どもたちが豊に育つ地域づくりに貢献できると考えています。
この活動の始まりは、1994年でした。ご家庭で不要になったこいのぼりをご寄付いただき、有効活用し、浦安市の境川上空に市民の力で泳がせて参りました。当初は東京電力のご協力もあり、今よりさらに大きなこいのぼりを泳がせていました。しかし2011年、東日本大震災の影響もあり、大きな電柱が撤去され、今では、市民の力だけで揚げられる規模に縮小しました。それでも、毎年5月には300尾以上のこいのぼりが、優雅に境川上空を泳いでいます。
この活動は、世代を超え、四半世紀以上続いています。手作りこいのぼりを作成し、境川欄干に飾った当時の子どもたちが、親になり、その子どもたちがまた手作りこいのぼりを作成するという、地元に根付いた活動の支えにもなっています。市内の幼稚園、認定こども園、保育園の関係者皆様の惜しみないご協力もあり、こうしたあたたかい活動の循環が成り立っています。
私たちは、この活動を通して、ふるさと浦安の心豊かな風景を継承し、世代をこえて人と人とのつながりを大切にしたいと思います。

 

 境川にこいのぼりを泳がせる会
 会長  設楽友香

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